オルゾフコントロール(ミッドレンジ)について考察①
2014年3月18日 趣味PWCCの結果は散々でした(挨拶)
なお、最下位卓をうろうろしていた模様(挨拶その2)
どうも、TKG.comです。
そんな自分ですが、オルゾフコントロール(ミッドレンジ)について、
真面目に考察してみようと思います。
まずは、デッキリストを一つ・・・
StarCityGames.com - Standard Open 2014/03/02 Atlanta – 4th (Standard)
http://www.happymtg.com/decks/view/D060620
Nicholas Arestad氏のOrzhov Control(Midrange)
[26 lands]
4 群れネズミ/Pack Rat
3 生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombie
4 冒涜の悪魔/Desecration Demon
4 ヴィズコーパの血男爵/Blood Baron of Vizkopa
[15 creatures]
2 太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion
4 思考囲い/Thoughtseize
3 胆汁病/Bile Blight
2 肉貪り/Devour Flesh
1 究極の価格/Ultimate Price
4 英雄の破滅/Hero’s Downfall
3 地下世界の人脈/Underworld Connections
[19 other spells]
2 罪の収集者/Sin Collector
1 死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead
3 幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council
2 強迫/Duress
2 存在の破棄/Revoke Existence
2 悲哀まみれ/Drown in Sorrow
2 闇の裏切り/Dark Betrayal
1 真髄の針/Pithing Needle
[15 sideboard cards]
ではまず、クリーチャーの選択から。
■群れネズミ/Pack Rat
「ネズミゲー」という言葉が生まれている昨今、
至高の評決等の全体除去系が弱点ではありますが、
それでも高いカードパワーは魅力です。
胆汁病や拘留の宝球等の対象を取る複数除去は、
対象を取られたネズミを除去して回避する手で頑張って逃げましょう。
このデッキでの採用の是非ですが、
勝ち筋の一つとして採用するのは「有り」だと考えられます。
青単や黒単やグルール等、単体除去が主体となっているデッキが
トップメタにいる現状なら群れネズミという存在自体が脅威に成り得るからです。
しかし、採用自体を見直す必要があるかもしれないと感じているカードでもあります。
その一番の理由としては、コントロールを見るとハンドアドを失うのが痛いと感じるからです。
■オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos
「伝説の」ということ以外は強いことしか書いていないカード。
しかし、今の値段分の強さはあるとは感じていません。
BNGが剥かれなかったことによる弊害でしょうかね。
このデッキでの採用の是非ですが、
採用されている型が結果を残していることもあり、「考慮すべきカード」と言ったところです。
冒涜の悪魔の信頼性の劣化から、採用が増えているのではないかと思っています。
しかし、白色の色拘束が強いため、デッキ全体のバランスを取るのが難しくなる印象。
■生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombie
対抗色サイクルの中で最も強力と言っていいカードです。
緑と白のクリーチャーを追放出来るだけでなく、前方確認できるのは偉い。
また、威嚇を持っているため変わり谷等にもブロックされず、
3/1というサイズから太陽の勇者、エルズペスの-3能力にも引っかからないのも強みです。
このデッキでの採用の是非ですが、
勝ちに繋げるために採用するのは「有り」だと考えられます。
黒単には効きませんが、それ以外のデッキには腐らず、
また、グルールやサイコキネシス、エスパーコン等に刺さるのは、
現環境ではとても優秀であると言えるでしょう。
サイドから、という意見もあるかと思いますが、
現環境を見るとメインからの採用でOKだと思われます。
■夜帷の死霊/Nightveil Specter
色拘束が強いがこれ一枚で勝てることもある程に強いカード。
一時期はこちらが採用される型が主体だった気がしています。
このデッキでの採用の是非ですが、
今のところ「?」だと考えられます。
グルール系のデッキに対して役に立たないため、昨今では採用は見送られていました。
しかし、コントロールが強くなってきている現状、採用はありなのでは?
色拘束の強さという点、アスフォデルの灰色商人を採用したくないため、
シナジーのあるカードが無いという点をどうするか。
■罪の収集者/Sin Collector
コントロールヘイトのカードの一角であり、
手札確認とソーサリーorインスタントが出来、2/1が残るのが強み。
このデッキでの採用の是非ですが、
現在の環境を見ると「無し」だと考えられます。
最近のコントロールはPW主体であり、キーカードが抜けない事が多い上、
3マナと重く、中略の的になりやすいというのが理由です。
■冒涜の悪魔/Desecration Demon
4マナ6/6飛行という高スペックなクリーチャー。
しかし御存知の通り、相手依存のデメリットはあります。
グルールはコイツの処理のためにサイドに垂直落下を割く程、
クリーチャー主体の赤絡みデッキには脅威となり得るクリーチャーです。
このデッキでの採用の是非ですが、
正直なところ現状では「有り?△くらい?」という印象です。
効果的な相手であったグルールがヘイトされ、色を増やしてジャンドになる等、
確定除去を採用している事が多く、すんなりと除去されてしまうことが多いからです。
■死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead
黒の神様で破壊不能、相手のライフゲイン防止、ドロー能力を持つ強カード。
このデッキでの採用の是非ですが、
個人的には「サイドには1-2枚必須」と思っているカードです。
コントロール相手にはこれ一枚で勝てることもあります。
オルゾフコンでの信心達成は難しいところですが、達成しなくてもアドが取れるのが偉い。
黒単、同型にはこれを出せるかどうかでゲームの勝敗が決まります。
■ヴィズコーパの血男爵/Blood Baron of Vizkopa
青単とグルール系には信頼度は下がりますが、その他のデッキには脅威になるカード。
というか、現環境で殆どのデッキは対策必須と言っていいカード。
このデッキでの採用の是非ですが、
「採用しましょう」です。笑
主な勝ち筋の一つとして考えていいです。
黒単、同型にはこれを出せるかどうかでゲームの勝敗が決まります。
飛んだらネ申..._φ(゚∀゚ )アヒャ
■アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel
THSのトップコモンと言ってもいいカード。
てか、コモン?!笑
このデッキでの採用の是非ですが、
オルゾフコンの強みを生かすのであれば、「無し」です。
少なくとも採用するのであれば、夜帷の死霊を採用しましょう。
これだけ。笑
■幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council
インスタントタイミングでしか除去できず、オブゼ鞭というコンボもある凶悪なカード。
このデッキでの採用の是非ですが、
どのデッキを見るのか、しかし現状を見ると「有りかな?」です。
単純に単体で強く、エレボスの鞭と合わせた時の強さは環境でもトップクラスです。
しかし、それを一番上手く活用できているのはサイコキネシスではないかという疑問は残ります。
そういうこともあり、「?」が取れずにいます。
確かに、ライフを削る手段が少ない分、幽霊議員オブゼダートだけを出しても、
相手に蓋を出来ないというのは肌で感じました。
ただ、ヴィズコーパの血男爵とのシナジーはあり、強いとも見れます。
うーむ。
いかがでしょう。笑
次に、PWの選択・・・というか太陽の勇者、エルズペスの採用についてです。
■太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion
特別何に強い!ということはありません。
ただ単純に書いてあることが強い!というカード。
このデッキでの採用の是非ですが、
「採用しましょう」です。笑
ヴィズコーパの血男爵の対策にもなり、ただ単純にこれ一枚で勝てることが主な理由です。
長くなってしまったので、今回はここまで!
次回がいつになるやら・・・(遠目
それではノシ
なお、最下位卓をうろうろしていた模様(挨拶その2)
どうも、TKG.comです。
そんな自分ですが、オルゾフコントロール(ミッドレンジ)について、
真面目に考察してみようと思います。
まずは、デッキリストを一つ・・・
StarCityGames.com - Standard Open 2014/03/02 Atlanta – 4th (Standard)
http://www.happymtg.com/decks/view/D060620
Nicholas Arestad氏のOrzhov Control(Midrange)
[26 lands]
4 群れネズミ/Pack Rat
3 生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombie
4 冒涜の悪魔/Desecration Demon
4 ヴィズコーパの血男爵/Blood Baron of Vizkopa
[15 creatures]
2 太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion
4 思考囲い/Thoughtseize
3 胆汁病/Bile Blight
2 肉貪り/Devour Flesh
1 究極の価格/Ultimate Price
4 英雄の破滅/Hero’s Downfall
3 地下世界の人脈/Underworld Connections
[19 other spells]
2 罪の収集者/Sin Collector
1 死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead
3 幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council
2 強迫/Duress
2 存在の破棄/Revoke Existence
2 悲哀まみれ/Drown in Sorrow
2 闇の裏切り/Dark Betrayal
1 真髄の針/Pithing Needle
[15 sideboard cards]
ではまず、クリーチャーの選択から。
■群れネズミ/Pack Rat
「ネズミゲー」という言葉が生まれている昨今、
至高の評決等の全体除去系が弱点ではありますが、
それでも高いカードパワーは魅力です。
胆汁病や拘留の宝球等の対象を取る複数除去は、
対象を取られたネズミを除去して回避する手で頑張って逃げましょう。
このデッキでの採用の是非ですが、
勝ち筋の一つとして採用するのは「有り」だと考えられます。
青単や黒単やグルール等、単体除去が主体となっているデッキが
トップメタにいる現状なら群れネズミという存在自体が脅威に成り得るからです。
しかし、採用自体を見直す必要があるかもしれないと感じているカードでもあります。
その一番の理由としては、コントロールを見るとハンドアドを失うのが痛いと感じるからです。
■オレスコスの王、ブリマーズ/Brimaz, King of Oreskos
「伝説の」ということ以外は強いことしか書いていないカード。
しかし、今の値段分の強さはあるとは感じていません。
BNGが剥かれなかったことによる弊害でしょうかね。
このデッキでの採用の是非ですが、
採用されている型が結果を残していることもあり、「考慮すべきカード」と言ったところです。
冒涜の悪魔の信頼性の劣化から、採用が増えているのではないかと思っています。
しかし、白色の色拘束が強いため、デッキ全体のバランスを取るのが難しくなる印象。
■生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombie
対抗色サイクルの中で最も強力と言っていいカードです。
緑と白のクリーチャーを追放出来るだけでなく、前方確認できるのは偉い。
また、威嚇を持っているため変わり谷等にもブロックされず、
3/1というサイズから太陽の勇者、エルズペスの-3能力にも引っかからないのも強みです。
このデッキでの採用の是非ですが、
勝ちに繋げるために採用するのは「有り」だと考えられます。
黒単には効きませんが、それ以外のデッキには腐らず、
また、グルールやサイコキネシス、エスパーコン等に刺さるのは、
現環境ではとても優秀であると言えるでしょう。
サイドから、という意見もあるかと思いますが、
現環境を見るとメインからの採用でOKだと思われます。
■夜帷の死霊/Nightveil Specter
色拘束が強いがこれ一枚で勝てることもある程に強いカード。
一時期はこちらが採用される型が主体だった気がしています。
このデッキでの採用の是非ですが、
今のところ「?」だと考えられます。
グルール系のデッキに対して役に立たないため、昨今では採用は見送られていました。
しかし、コントロールが強くなってきている現状、採用はありなのでは?
色拘束の強さという点、アスフォデルの灰色商人を採用したくないため、
シナジーのあるカードが無いという点をどうするか。
■罪の収集者/Sin Collector
コントロールヘイトのカードの一角であり、
手札確認とソーサリーorインスタントが出来、2/1が残るのが強み。
このデッキでの採用の是非ですが、
現在の環境を見ると「無し」だと考えられます。
最近のコントロールはPW主体であり、キーカードが抜けない事が多い上、
3マナと重く、中略の的になりやすいというのが理由です。
■冒涜の悪魔/Desecration Demon
4マナ6/6飛行という高スペックなクリーチャー。
しかし御存知の通り、相手依存のデメリットはあります。
グルールはコイツの処理のためにサイドに垂直落下を割く程、
クリーチャー主体の赤絡みデッキには脅威となり得るクリーチャーです。
このデッキでの採用の是非ですが、
正直なところ現状では「有り?△くらい?」という印象です。
効果的な相手であったグルールがヘイトされ、色を増やしてジャンドになる等、
確定除去を採用している事が多く、すんなりと除去されてしまうことが多いからです。
■死者の神、エレボス/Erebos, God of the Dead
黒の神様で破壊不能、相手のライフゲイン防止、ドロー能力を持つ強カード。
このデッキでの採用の是非ですが、
個人的には「サイドには1-2枚必須」と思っているカードです。
コントロール相手にはこれ一枚で勝てることもあります。
オルゾフコンでの信心達成は難しいところですが、達成しなくてもアドが取れるのが偉い。
黒単、同型にはこれを出せるかどうかでゲームの勝敗が決まります。
■ヴィズコーパの血男爵/Blood Baron of Vizkopa
青単とグルール系には信頼度は下がりますが、その他のデッキには脅威になるカード。
というか、現環境で殆どのデッキは対策必須と言っていいカード。
このデッキでの採用の是非ですが、
「採用しましょう」です。笑
主な勝ち筋の一つとして考えていいです。
黒単、同型にはこれを出せるかどうかでゲームの勝敗が決まります。
飛んだらネ申..._φ(゚∀゚ )アヒャ
■アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel
THSのトップコモンと言ってもいいカード。
てか、コモン?!笑
このデッキでの採用の是非ですが、
オルゾフコンの強みを生かすのであれば、「無し」です。
少なくとも採用するのであれば、夜帷の死霊を採用しましょう。
これだけ。笑
■幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council
インスタントタイミングでしか除去できず、オブゼ鞭というコンボもある凶悪なカード。
このデッキでの採用の是非ですが、
どのデッキを見るのか、しかし現状を見ると「有りかな?」です。
単純に単体で強く、エレボスの鞭と合わせた時の強さは環境でもトップクラスです。
しかし、それを一番上手く活用できているのはサイコキネシスではないかという疑問は残ります。
そういうこともあり、「?」が取れずにいます。
確かに、ライフを削る手段が少ない分、幽霊議員オブゼダートだけを出しても、
相手に蓋を出来ないというのは肌で感じました。
ただ、ヴィズコーパの血男爵とのシナジーはあり、強いとも見れます。
うーむ。
いかがでしょう。笑
次に、PWの選択・・・というか太陽の勇者、エルズペスの採用についてです。
■太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun’s Champion
特別何に強い!ということはありません。
ただ単純に書いてあることが強い!というカード。
このデッキでの採用の是非ですが、
「採用しましょう」です。笑
ヴィズコーパの血男爵の対策にもなり、ただ単純にこれ一枚で勝てることが主な理由です。
長くなってしまったので、今回はここまで!
次回がいつになるやら・・・(遠目
それではノシ
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